前回、「娯楽の範囲で楽しむ分には、一つの文化かもしれない」とお話ししました。
これを聞いて「なら自分も大丈夫だ」と思われた方もいるかもしれません。
結論から言えば、答えは「YES」です。
ただし、そこには逃れられない2つの高いハードルが存在します。
今日の一言
「己に勝つ者は強し」(老子)
本当の強さとは、他人や勝負に勝つことではなく、自分の内側に湧き上がる欲望をコントロールし、自分自身を律することです。
娯楽を楽しめるのは、この「己に勝つ力」を持っている人だけなのです。
娯楽として成立させるための「2つの絶対条件」
ギャンブルを娯楽の範囲で留めるためには、次の2つをクリアしている必要があります。
心に余裕があるか:負けが込んだ時、熱くならずに「途中でやめる勇気」を持っているか。
お金に余裕があるか:そのお金を完全に失っても、生活や心に一切の影響がないと言い切れるか。
この2つは、単なる「余裕」ではなく、自分を客観的に見つめる「自覚」と「意志」の強さを試しているのです。
「自分への甘さ」を排除する自律の精神
「自分は大丈夫だ」と考えるのは簡単です。
しかし、それが単なる自分への甘えなのか、それとも真に自分をコントロールできているのか。
生活がおざなりになってしまうのは本末転倒です。
自分を正しく理解し、自覚し、コントロールできるだけの強い意志が備わって初めて、それは「娯楽」と呼べるものになります。
10日目を迎えて:向き合い方の変化
最近の私は、お金の使い方も正常になり、気持ちも随分と落ち着いてきました。
かつての私は「外にある刺激」に振り回されていましたが、今は「内にある意志」を整えることに意識が向いています。
依存症とは、この「自分を律する力」を一時的に失った状態なのかもしれません。
だからこそ、私は今、日々の気づきを丁寧に記すことで、その力を取り戻そうとしています。
今日の終わりに…
10日目という節目を迎え、ギャンブルを「悪」と切り捨てるのではなく、自分の「意志の在り方」として捉え直すことができました。
自分を律することができて初めて、本当の意味で自由になれるのだと感じています。


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