2週目 Part3 お金の「生きた」使い方

2週目 Part3 お金の「生きた」使い方

2週目も後半に突入しました。

ギャンブルへの衝動がずいぶん薄れてきた方もいるでしょう。

お金の大切さに気づき始めた方もいるでしょう。

さて、私からのご提案です。

□ お金の「生きた」使い方を自分なりに考える(お金の使い方による感情の変化に気づく)

ここに、100,000円あるとします。

「ご自由にお使いください」

あなたは、今、何を思い浮かべましたか?

テレボートや即PATの的中画面を見てニヤニヤしている自分

スマホ画面を見て、馬券や舟券を購入している自分

不的中の連続で青ざめている自分

一方で、

「大金だ~、貯金しよう!」とATMで入金している自分

「欲しかったものが買える!」と喜んでいる自分

「旅行に行きたい!」とワクワクしている自分

前者がいいのか、後者がいいのか…

どちらでもかまいません。

どちらの自分であっても、あなたなのですから。

ただ…もし、これから先のあなたが

「どんな気持ちで日々を過ごしたいか」と考えたとき、

少しだけ選び方が変わってくるかもしれません。

ギャンブルの醍醐味は、的中の快感、お金が増えたという満足感。

でも、負けてしまえば、その感情は一瞬で消えてしまうでしょう。

残るのは虚しさでしょうか…

それと比べてみてください。

貯金をする…お金と心の余裕。

欲しいものを買う…満足感や充実感。

旅行に行く…躍動感。

ギャンブルの快感や満足感に比べれば小さいかもしれません。

でも、ずっと心に残る感情ではないでしょうか。

お金って、それ自体が感情を持っているわけではないけれど、

私たちの感情を大きく揺さぶる…

ときには不安を増幅させ、ときには安心を与えてくれる、

大きな役割を持っているような気がします。

お金の「生きた使い方」とは、

使ったあとに「自分を大切にできた」と感じられる使い方なのかもしれません。

ギャンブルに投じていたそのお金で、少しだけ質の良いシャツを選んでみる。

妻と一緒にちょっと豪華なディナーに行く。

少なくとも私は、

ギャンブルで失っていたその笑顔を、

こういう使い方で少しずつ取り戻してきました。

お金は、あなたの「笑顔」と引き換えるためにある…。

私は今、そんなふうに思っています。

【雑記帳10】 10万円の重み

「これ、使って…新幹線代とかたくさん必要でしょ」

4月1日。

週末に行う父の法要準備をしていたときの、妻の言葉です。

「考えてやってるから、大丈夫だよ」と、強がった私…。

とはいえ、「ありがとう」と受け取りました。

封筒の中には、「10万円」…なぜか、涙が出ました。

妻が一生懸命はたらいている姿が浮かびました。

妻がスーパーの値札を見比べている姿も…。

妻の思いが詰まった10万円という「大金」…その重みは言葉では表せません。

決意の日から、14日目のできごとです。

少し前までの私は、

「今日は取り戻せる」そんなことばかり考えていました。

でも、結局は同じことの繰り返しでした。

今は、ギャンブルへの衝動が薄れてきています。

私なりの「ルール」、金銭管理ノートなどにより、お金に対する意識も少しずつ変化しています。

それとともに、お金の大切さだけでなく、私の周りの人への感謝ができるようになってきました。

最近では、お金を使うとき、妻の顔がいつも浮かびます。

「このお金は、誰かが一生懸命働いて、何かを我慢して、私のために用意してくれたものかもしれない」

そう思うだけで、指先に触れるお札の温度が、以前とはまるで違って感じられました。

あの10万円の封筒は、1ヶ月以上たった今でも、そのまま大切にしまってあります。

使うのがもったいないからではありません。

それを見るたびに、「私はもう、あの泥沼には戻らない」と、静かに思えるのです。

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