4週目 Part2 あなたが望む「本来の自分」
もし、あなたが「本当の自分」を思い出したいなら、
少しだけ、こんな想像をしてみてください。
1.好きな人に自分をアピールしてみましょう!
さて、どんなことを伝えますか?
私だったら…
心理カウンセラーで、人の気持ちに寄り添うことができます。
だから、自然と優しい顔になることが多いです。
また、誠実で、小さなことにも感謝しています。
大切にしていることは、時間を守ること…これは、相手を大切にすることだと考えています。
こんな感じでしょうか。
2.好きな人にプロポーズしてみましょう!
さて、どんなことを言ってOKしてもらいますか?
私だったら…
あなたを一生幸せにします。
家族を大切にします。
嘘をつきません。
笑いが絶えない家庭にします。
だから、私と結婚してください!
こんな感じでしょうか。
ギャンブルで金銭感覚がマヒしていますとか、将来が不安で仕方ありません…なんてことは言いませんよね。
1の「好きな人に自分をアピール」する言葉は、これまでの人生で「素敵だったと思える」自分の姿。
2の「好きな人にプロポーズ」する言葉は、これまでの人生から学んだ「期待する」自分の姿。
いかがですか? あなたなら、どんな言葉を並べますか?
ここに並んだ言葉こそが、
ギャンブルの渦中であなたがすっかり忘れてしまっていた、本来のあなたの姿…「本来の自分」なのです。
それまでは、意識せずとも、当たり前に考えていたことではないでしょうか。
「本来の自分」とは、あなたがすでに持っている自分であり、忘れていた自分に戻すことなのです。
新たな自分に生まれ変わる必要はありません。
かつて「心の箱」の奥にそっとしまっていた、あの頃の素敵な自分、そして未来に期待する自分を、今こそ引っぱり出してあげましょう。
あなたの中にある光を、もう一度見つけること。
それこそが、これからのあなたを支える、揺るがない「本来の自分」なのです。
【雑記帳15】 目を閉じると見えてくるもの
少しずつ、あなたが望む「本来の自分」が戻ってきましたか?
焦らなくていいんです。
ゆっくりでいいんです。
時間がかかるのは当然…望んでいない自分にどっぷり浸かっていたのですから。
私は、よく瞑想をします。
瞑想といっても、本格的なものではありません。
リラックスして、目をつむり、今日1日のできごとを振り返ります。
そうすると、うれしかったこと、いやだったこと、苦しかったこと、心が温まったことなど、なぜか映像になって頭に浮かぶのです。
今日は上司に、「よくがんばったな」とほめられた。
あのとき、あんなこと言わなきゃよかった。
納税通知書…なんでこんなに税金払わなきゃいけないの?
ときには、過去の自分も姿を見せます。
ギャンブルに明け暮れていた自分。
優しい自分や穏やかな自分…見えなくなっていた「本来の自分」の姿。
あなたも、静かに目を閉じてみてください。
きっと、頭の中に浮かぶ映像には、「あなた自身」が写っているはずです。
そこで喜んだり、反省したり、焦ったりしている姿を見て、どう感じますか?
大切なのは、浮かび上がった自分に対して「いい・悪い」のジャッジをしないこと。
ただ、「ああ、私は今、こう感じているんだな」と、丸ごと認めて受け入れるのです。
これこそが、客観的に自分を理解し、「本来の自分」に気づくための第一歩。
体の疲れよりも、心の疲れのほうが、人を深く消耗させます。
瞑想は、「本来の自分」を見つけるための方法のひとつにすぎません。
ぜひ、あなたなりの方法で、心の力を抜く時間を作ってみてください。
「本来の自分」とは、
かんばって作るものではなく、
心の力を抜いたときに、静かに戻ってくるものなのです。
心が静まったとき、
ずっと心の奥で待っていた「本来の自分」が、そっと顔を出してくれるのかもしれません。
そこにはきっと、あなたが愛すべき「あなたらしさ」が静かに輝いているはずですよ。


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